2009年5月16日土曜日

クライミングによる指の関節炎について

おおよそクライマーと呼ばれる人種で、"健康な指"を持っている者はまずいまい。

クライマーズ・ボディ p.132

クライミングでは指を伸ばすほうの筋肉も鍛えたほうがいい、というのは重々承知しているので、それなりに気をつけて指のストレッチなどもなるべくやるようにしている。そのためかどの指もちゃんとまっすぐ伸びはするのだけど、気がついたら両手とも中指が曲がりきらなくなっていた。

  • 指の第一関節と第二関節を内側に曲げてみて、指先が付け根あたりにつかない場合は、関節が変形を起こし可動域が小さくなっている。自分は両手とも中指だけがつかない。
  • 手のひらを開いて指を閉じたときに、指と指の間に隙間が空くようならこれも関節が変形を起こしているということ。自分は中指と人差し指の間に大きな隙間ができてしまう。中指と薬指の間は少しだけ。

上で挙げた指関節の障害は炎症からはじまっているものなので、予防にはアイシング、またはそもそも指に負荷をかけないようにする(テーピングも有効)。関節を押さえて痛みを感じる場合は、組織修復のために炎症を起こしている可能性が高い。

(追記)手を開いたときに指が伸びないのは、登るとき使うのと反対の伸ばす筋肉(拮抗筋)が弱いかららしい。関節炎が原因であるかのように書いていたのを修正。この場合は、単純に指を伸ばす運動をすればいい。

アイシングについてはクライマーズ・ボディでも解説されているけど、ROCK & SNOW 2009夏号 No.44Jack中根のクライミング道場がとても詳しい。間違ったアイシングは逆効果の場合もあるので、指が痛いから何となくアイシングしているという人は読んでみるといいと思う。

あとは、MUSASHIのJOINTが効くという人もいるけど、自分は使ったことがないので効果のほどはわからない。アイシングで改善しないのならサプリメントに頼るのもいいかもしれない。

(追記)スイッチOTCの消炎鎮痛剤であるジクロフェナクナトリウムを配合した湿布がよく効く。フェルビナクやインドメタシンはほとんど効果が実感できなかったけどジクロフェナクナトリウムは違った。製品としてはジクロテクトテープボルタレンACテープなどがあり、スイッチOTC薬なので今では薬局などで処方箋なしで購入できる。指関節のサイズに切るのが少し面倒。ローションやゲルも発売されているけど、湿布だと手を洗いたいときなどに一度剥がしてまた後で貼ることができる。

参考