2010年7月21日水曜日

HP 2133のUbuntuを10.04 LTSにアップグレードした

Ubuntu 10.04 LTSがリリースされてから数ヶ月、もう細かいバグなども修正されているだろうということで、HP 2133にインストールしてある8.04 LTSからアップグレードしてみた。

まず最初にLiveCDで大きな問題がないか確認することにした。HP 2133にはCD/DVDドライブがないのだけど、SDカードスロットがあるのでSDカードからブートした。CDイメージはUbuntu Desktop 日本語 Remix CDをダウンロードして、UNetbootinを使って書き込んだ。

LiveCDで起動してみて、GUIや無線LANが正常に動作することが確認できたのでアップグレード開始。Ubuntu 10.04 LTSへアップグレードを行うには - Ubuntu Japanese Wikiに書いてある通りに進めてつつがなく完了。再起動後、[システム]-[システム管理]-[日本語環境セットアップ・ヘルパ]から日本語環境を整えた。

パッケージの整理

パッケージのバージョンが大幅に上がっているため、checkinstallでインストールしたものを入れ替えたり、古いバージョンを削除したりするのに意外に時間がかかった。

  • Ubuntu標準のIMEがIBusに変わっていたのでscim関連はすべて削除。emacsのキーバインディングと衝突しないように、Ctrl+Spaceは切り替えのショートカットから外した。
  • 新しくemacs23がインストールされていたので、emacs22をアンインストールした。emacs23ではUnicodeの曖昧な文字幅問題は解決しているため、.emacsからutf-translate-cjk-set-unicode-rangeを削除(UTF-8環境と曖昧な文字幅)。また、w3m-load.elがなくなっているので、emacs-w3mが起動できなくなっている。
  • Rubyはruby1.9.1-fullとrubygems1.9.1を新しくインストール。rubygems1.8は
    % gem install rubygems-update
    % update_rubygems
    
    してあったのだけど、パッケージのバージョンに戻すため/usr/local/lib/ruby/1.8/以下を削除した。
  • openChromeがデフォルトになった。パッケージもインストールされているので、アップグレード前にソースからインストールしたほうmake uninstallして、パッケージを再インストールしておいた。
    % sudo apt-get install --reinstall xserver-xorg-video-openchrome
    ちなみに、いつからかxorg.confがなくてもXが動くようになっている。
  • [システム]-[システム管理]-[パッケージの整理]で不要なファイルやパッケージの削除
  • Ubuntuのアップグレードや、上記のパッケージの整理で自動的に削除されたパッケージの設定ファイルが残ってしまっているのでまとめて削除する。
    % aptitude search "~c" -F "%p" | sudo xargs aptitude purge -y
  • PulseAudioはまた削除しようとしたのだけど、ubuntu-desktopも道連れにされてしまうのでやめた。自動起動を止めようといろいろと試してはみたのだけど、ちょっと設定ファイルをいじったくらいでは止められないようだ。

CPUのクロック周波数の管理

クロック周波数の変更はカーネルのサブシステムであるCPUFreqによって行われる。8.04ではブートオプションを追加しないと動作しなかったのだけど、10.04では何もしなくても動くようになっている。

8.04のときはカーネルの更新があるたびにGRUBのmenu.lstを変更する必要があったのだけど、すっかり忘れていて、常に最大周波数で使用していたことになる。HP 2133は熱が原因での故障が多発しているようなので、CPUFreqが無効になっていたのは危険だったかも。といっても、今までファンが全開で回ることもあまりなかったし、sensorsコマンドで表示される温度もそこまで高くないので、ダメージはなかったはず。と信じたい。

デフォルトのままでも負荷に応じてクロックの上げ下げが自動的に行われるけど、CPU周波数の計測モニタアプレットをパネルに追加しておくと簡単に制御できて便利。cpufrequtilsパッケージもインストールしたのだけど、cpufreq-infoの結果がおかしいときがあったので削除してしまった。

不必要なサービスの停止

自分にとって必要ないサービスをできる限り停止する。update-rc.dでやると起動順位を元に戻せなくなってしまうのでsysv-rc-confを使う。

% sudo apt-get install sysv-rc-conf
% hash sysv-rc-conf
% sudo sysv-rc-conf

のようにして、以下のサービスを停止した。

  • bluetooth
  • cups
  • dns-clean
  • pppd-dns
  • rsync
  • saned
  • speech-dispatcher

また、Ubuntuは従来のinitデーモンから新しいイベントベースのUpstartへ切り替えを行っていて、sysv-rc-confではON/OFFの制御ができないものがいくつかある。そういったサービスは、/etc/init/以下にある各設定ファイルをエディタで開き、start on ...の行をコメントアウトして自動起動を停止した。

  • avahi-daemon
  • atd
  • nbmd
  • smbd

さらに、[システム]-[設定]-[自動起動するアプリ]から確実に必要なさそうなもののチェックをはずしておく。

  • Bluetooth マネージャー
  • Evolution Alarm Notifier
  • GNOME Login Sound
  • Ubuntu One
  • パーソナルファイル共有
  • ユーザ・フォルダの更新
  • リモート・デスクトップ
  • 印刷キューのアプレット
  • 視覚支援

悪名高いTrackerはデフォルトでは何もしていないようだ。だけど、それはそれで無駄なので止めることにした。/etc/xdg/autostart/にあるtrackerd.desktoptracker-applet.desktopをエディタで開いてX-GNOME-Autostart-enabledfalseに変更。

動画再生

動画の再生が絶望的に重くなっていたけど、Totemは

% gstreamer-properties

でビデオドライバをXvにしたら解決。MPlayerもビデオドライバを指定することで以前と同じように再生できるようになった。

Flashはコマ落ちしやすくかなり厳しいのだけど、以前もこんな感じだったような気がしなくもない。Flash PlayerがXv対応になれば解決すると思うのだけど、Adobeにその気はなさそう(コメント欄でいろいろつっこまれていて、やろうと思えばできるらしいが)。また、Gnashも試したのだけどエラーが多すぎて実用には耐えなかった。

2010年7月16日金曜日

Google Chrome Linux版で日本語入力がやたらと遅い

テキストエリアでの日本語入力が遅い場合は、スペルチェックが有効になっているのが原因かもしれない。[オプション]-[高度な設定]-[言語]からスペルチェックを無効にすることで自分の場合は解決した。速いPCならまったく問題ないんだろうけど、HP 2133ではこれをやらないとどうにもならない。

2010年7月12日月曜日

クライミングのコソ練グッズ

CLIMBING joy No.4コソ練グッズカタログという特集があって、これがなかなか面白かったのでリンクだけまとめてみた。

プライベートウォール

トレーニングボード

フィンガーボードは各メーカーからいろいろ出ているので割愛。

トレーニンググッズ

早まって「どこでもマッチョ」を注文する前に、同じような仕組みでフィンガーボードが設置できることを知っておくべき。

ドア枠の強度に不安があるなら、チンニングスタンド+ロックリングスという選択肢もある。安いものだと揺れやすく、高いものは大きくて重い。

(追記)「どこでもマッチョ」と中身は同じだと思うのだけど、「アイアンジム」という商品を見つけた。こちらの方が断然安い。